41 : 2017/02/20(月)22:01:40 ID:CU9

「バエル閉店」



マクギリス:「聞け、ギャラルホルンの諸君!今300年の眠りからマクギリス・ファリドのもとにコンビニエンスストアーバエルはよみがえった!」

ライザ:「店長。やったぞみんな、作戦は成功だ!我々の勝利だ!」

マクギリス:「ギャラルホルンを名乗る身ならば、この店舗がどのような売り上げを持つかは理解できるだろう。
       コンビニにおいてバエルを操る者こそが唯一絶対の売り上げを持ちその頂点に立つ。
       廃棄も機会損失も関係なく買わねばならないのだ。アグニカ・カイエルカードと共に!」

石動「ちょっとかなり無茶な演説じゃ…」

テレビのモニター越しにて

ガエリオ「あーあ…もぐもぐ…」←モニターを見ながらチキンを頬張るガエリオ

三日月「ガリガリはチョコを助けたりしないの?」

ガエリオ「あんな演説を全国中継して客が来るわけないだろう…それに一度あいつに殺された(クビになった)身だ。もう知らないさ」

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おーぷん2ちゃんねる より
http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1487559515/
42 : 2017/02/20(月)22:09:26 ID:CU9

ガエリオ「それに本来ギャラルホルンにはないアグニカポイントなどと言う独自のシステム導入…フランチャイズの契約を切られてもおかしくはない…」

オルガ「まずあんな演説したら恐縮して従業員も集まらなさそうだな…」

ユージン「ガエリオさん。からあげなんだけどゆずこしょうとマヨネーズどっちがいいんだ?」←休憩中

シノ「おでんのスープ持って来たぜ!」←休憩中

ガエリオ「ゆずこしょうで頼む」

三日月「一応はライバル店になるんだから探ったほうがいいかもな」

ガエリオ「安心しろ三日月、こっそり監視カメラの端末をくすねておいた、これで情報が盗める」

オルガ「別に時間の問題って気もするが一応見てみるか」

ガエリオ「ああ、参考になる部分もあるかも知れないからな…ゆずこしょう美味いなあとおでんのスープも良い出汁が出てる…ずずー」

三日月「本当だ…もぐもぐ…」

昭弘「プロテインミルクは10個発注と…半分は俺も買って飲むからな…」

ビスケット「ガエリオさん弁当の発注で聞きたい事が!」

タカキ「ビスケットさん…後輩に聞いてどうするんですか…」



43 : 2017/02/20(月)22:15:17 ID:CU9

ギャラルホルン「バエル支店」にて

マクギリス「今や我が店は慢性的な人手不足だ、だが同士達よ。初心者であっても我々は前へ進まねばならん…宜しく頼むぞ」

カルタ「まかせなさいマクギリス!揚げ物くらい私にはぞうさもないわ!」

石動「ご安心を店長。私はレジから微動だにしません」

ライザ「私はレジ操作すら知りません!」

アルミリア「マッキー、私背が低いからレジ打つとき椅子に座って良い?」

蒔苗「うぅ…わしは機械オンチでのう」

モニター越し

ガエリオ「アルミリアまで雇ってる…」

ユージン「妹さんか…」

シノ「可愛いな…成長したら俺が貰いたい」

ガエリオ「馬鹿たれ」



45 : 2017/02/20(月)22:25:27 ID:CU9

客「そんな…アイ〇ス予約してたのになんで届いてないんだ!!おかしいだろこの店!」

カルタ「も、申し訳ございません…!マクギリ…じゃなくて店長!予約してたタバコのアイ〇スが見当たりません!」

マクギリス「お客様、申し訳ありません当店で予約した記憶は私にはございません」

客「はぁ!?ふざけんな!ちゃんと予約用紙の控えもあるぞ!アンタの名前も記載してある!」

マクギリス「約束 契約 接客 怒りの炎に焼かれて生きてきた私の中にそのようなものは存在しない。私の店の中にあるのは権力、気力、威力、実力、活力、精力、そして…売り上げ…すぱすぱぷかぁー」←店内でアイ〇ス喫煙

客「それ俺が予約したネイビーじゃねーか!ふざけんな!」

マクギリス「カルタ、警備員を呼べ。彼は客では無い。お客様は神様だと言うが彼の部類は疫病神だ。捨て置け」

カルタ「マクギリス…かっこいい…仰せのままに!」ピッ(警備員呼び出しボタン)

客「何だお前ら!?離せ!たばこ予約しただけなのになんでこんな目にあわなきゃ!」

マクギリス「つまみ出せ」

客2「兄ちゃんレジ売ってよ」

ライザ「すまん!私はまだレジ初心者だ、隣のレジへ頼む!」

石動「しばくぞこら?」←隣のレジ大行列



46 : 2017/02/20(月)22:26:36 ID:CU9

※訂正失礼します

客2「兄ちゃんレジ打ってってよ」

ライザ「すまん!私はまだレジ初心者だ、隣のレジへ頼む!」

石動「しばくぞこら?」←隣のレジ大行列



49 : 2017/02/20(月)22:33:15 ID:CU9

変態客「うへへ、お嬢ちゃんかわいいねぇ…レジしてよ」

アルミリア:「おかしいわ・・・マッキーの言ってることは全ておかしいわ。私も・・・変なおじ様褒められて喜んでおかしいわ」

ライザ「あのいつものタバコ買ってくる禿、今日は来ないな」

石動「お客様に対して変なあだ名はよせ…!」

蒔苗「発注する数が尋常じゃないわい…わし一人じゃやりきれんわ」



50 : 2017/02/20(月)22:37:50 ID:CU9

数日後

石動「店長!蒔苗(まかない)のジジイが発注ボタンを押すのを忘れて店内の商品がガラガラです!これでは商売になりません!」

マクギリス「案ずるなこう言う日もある」

カルタ「雑誌とお菓子とあまり売れないようなドリンクしかないわ。これじゃあ…」

蒔苗「石動とやら…若いんだからもう少ししっかりしてくれんかのう…」

石動「うるさいしばくぞクソジジイ…」

ライザ「わかった…わかったから落ち着け…」

アルミリア「マッキー!おにぎりのポップ作ったよ~!」

マクギリス「頑張ったなアルミリア」<なでなで

アルミリア「えへへ」

カルタ「あの小娘…」

石動「もうやだこの店」

マクギリス「私に良い考えがある」



51 : 2017/02/20(月)22:42:36 ID:CU9

マクギリス「各自分散して他の会社が運営してるコンビニの商品を買ってくるんだ。そして店頭に並べて売る。素晴らしい作戦では無いか」

カルタ「さすがマクギリス…素敵…」

アルミリア:「おかしいわ・・・マッキー。でも好き」

石動「はぁ…明日ハロワ行くわ」

ライザ「裏切る気かせきどう!」

石動「いするぎだ!マジで消すぞテメエあk、えいkくえいぇええc!(言葉にならない文章)」

蒔苗「そろそろゲートボール大会があるから帰るわ…」

マクギリス「ふふふ…焦る必要はない…焦る必要は…」



52 : 2017/02/20(月)22:50:37 ID:CU9

数日後

ギャラルホルンマクギリス支店閉店

鉄華団にて

ガエリオ「ほらみろ…言わんこっちゃない…」←発注する機械を弄りながら

三日月「んー、そう言う商売に向いてなかったのかもね…」

ガエリオ「やつの真意を知ってある意味恐怖を覚えたよ。あいつに小売は向いてない…お、20個もパンが売れてる…明日は晴れだ、もう少し発注数を増やすか」

オルガ「ガエリオさん。あんたのおかげで売り場が安定してる。もし良かったらどうだ…正社員とかよ」

ガエリオ「本当か。ありがとう。もし本当なら私も…いや、俺も三日月達と肩を並べられるな」

三日月「ガリガリはすごく一生懸命だし俺は全然いいと思うよ」

昭弘「おう、プロテイン5つも売れてるぜ!」

ユージン「お前が買った数だよそりゃ…」

オルガ「そうだ…それと新人が今日から来ることになったから紹介するぜ」

ガエリオ「ほう、来週から正社員の俺にとってうってつけの教育要員だな」

マクギリス「今日からアルバイトでお世話になります」

ガエリオ「あーあ…」

三日月「あ、チョコだ」

ラフタ「昭弘!ダーリンの許可が下りてきたよー!」

昭弘「ラフタ!」

面接にて

ジャスレイ「なんとか雇ってくれませんかね」

オルガ「あんた過去にも何度もバックレ経験があるから不採用だ。あきらめな」

ジャスレイ「ええ…そんなぁ…


今度こそ完

つまんなくてすいません

終わりです



53 : 2017/02/20(月)22:53:34

面白い、続きはよ